幼少の頃の思い出、便所の神様

私は、保育園の頃の学芸会で便所の神様という、劇をして、便所の神様の役をやらせていただきました。私以外にももう一人便所の神様の役の子がいました。お札を渡したり、セリフは一言だけでしたが、この物語のビデオで、自分が話しているところを見ると5歳児ならではで、大きな声で、恥ずかしげもなく言っていて、幼かったのだなと再認識しました。けれど、演劇でも、この話ではこの神様の役は重要な役だったので、とても嬉しかったです。要となる役でした。

わたしはあれから20年以上たっているのですが、なぜかトイレには神様が本当にいるのではないかなと思い、掃除をしたりなど、しないとと感じる時があります。そのくらい、この絵本の印象が強かったのかもそれません。高校になり、演劇を少し、セリフを喋ったり、中学生の時にもあったのですが、あまりに下手すぎて落選してしまいました。発表の時などです。そう思うと、子供の頃のあの無邪気に大きな声で、言えたのが不思議なくらい、幼いって少し恐ろしいのかなとも感じるくらいの、元気さ、演技が下手でも堂々と言う姿が、今は人目を気にしてできない時もあるので、そんな幼い頃の自分が羨ましく思うこともあります。

この劇で、要となる役をいただき、その物語の本当の意味もわかっていなかったのかもしれないですが、大人になり、意味がわかってから読むと、この役をやらせていただけて良かったと思っています。主役などではありませんが、自分が思う大切なことと似ているのかなと思います。演劇の能力はなく、テレビで見る俳優さんたちを本当にすごいと思います。演技は奥が深いですし、恥ずかしがってもいけないし、声が大きくないといけない、ちょっとやはり私の苦手なことばかりです。

今、もし演劇をするなら、下手でも見てもらえる、優しい方々の前で…という形になっちゃうかなと思います。幼少の頃の思い出。思い出すとなぜか懐かしく、涙が出そうにもなりめすが、あの劇ができで、今にもつながっていて本当に良かったと感じています。