照明さんと音響さんと。

今をさかのぼることはるかに昔、田舎の某公立高校で高校生時代の自分は演劇部に属していました。ちなみに、役者ではなくて裏方でした。音響も面白そうだな?、と横目で見つつ照明をいじっていました。

自分が在籍していた時代の演劇部は、一学年上の先輩にとても面白い脚本を書かれる方がいて、その方が役者兼監督兼脚本というマルチな才能を発揮されておりました。部員が10人いるかいないかの小さな部でしたので、小道具や大道具担当はおらず全員で道具は準備していました。

それくらい小さな部活動だったおかげで、裏方な自分も練習の最初に行われる発声練習には参加していました。残念なことに滑舌も声の通りも良くなった気はしないのですが、何かの役には立っていると信じたいところです。

田舎の公立高校で弱小部ということは、当然ながら体育館に設置されていた照明器具もそれ相応のレベルのものです。その時代でもボタンを押せば調節可能です、というはずのスイッチが、パチパチとレバーのように切り替える年代物でした。小さなステージだったため、ライトの数も少なく出せる色もそこまで多くはない。そんな学校でたまに舞台練習をしていました。弱小部と文化部だったこともあり、体育館は通常、運動部の方たちが使っていてあまり使えませんでした。

そんな環境でしたが、さすがに地区大会に出た時の舞台はそれなりに素敵な設備でした。学校の体育館と違って大きなステージ、音響もちゃんとした設備があり、照明もたくさん切り替えのスイッチがあって押せばオッケーの素敵な代物です。

練習の時間が短かったので、照明に関しては色合いだけを見てからぶっつけ本番的な感じでした。というより、全部がぶっつけ本番に近かったです。役者さんはステージの大きさと動きを合わせること、音響さんは機材の使い方とタイミングを覚える、照明は色合いとタイミングを覚える(裏方は台本を参照しながらでいいので台本に書き込んでいました)感じだけでした。
小さな部活でしたが、メンバーが濃くて楽しかったです。